よくある質問

お墓のQ&A

霊園や墓石に関するよくあるご質問をまとめました。

お墓をはじめて建てる方へ

  • お墓を建てる時期に決まりはありますか?

    いつ、何日までに建てなければいけないという決まりはありません。四十九日、百ヶ日、月忌(毎月の命日)、一周忌までのお盆、お彼岸、一周忌などが一般的です。 ただし、埋葬しなくてはいけないご遺骨がある場合には、なるべく早く建てるに越したことはありません。1日も早く安らげる場所を作ってあげることが1番の供養になります。 また、生前にお墓を建てることを「寿陵」と言い、「長寿を願うめでたいお墓」とされています。還暦のお祝いや、定年退職を期に、といった自分にとっての節目に建てられる方が多いようです。

  • お墓が完成するまでには、どれぐらいの時間がかかりますか?

    お墓は通常、ご依頼を頂いてから一つ一つおつくりしていきます。 石の種類によっても変わってきますが、ご注文を受けてから完成するまでに1.5ヶ月~2ヶ月程度かかります。通常は3ヵ月前にご注文頂いております。

  • お墓を建てる為に必要な費用について教えてください。

    お墓を建てる為に必要な費用とは、大きく分けて、永代使用料・墓石工事料・管理料になります。

    【永代使用料】
    永代使用料とは、墓地の使用料のことを指し、墓地を永代に渡って利用するための料金を意味します。
    所有権の取得でなく永代使用権に対する費用ですので、不動産取得税や固定資産税などの税金は一切かかりません。墓所を提供している寺院や霊園に支払います。 永代使用権には期限がなく、そのお墓を祀る者に対して、墓地使用権の相続は認められておりますが、第三者に譲渡したり、墓所以外の目的に使用することは一切できません。 不要になった場合、更地にして返還しなければなりません。

    【墓石工事料】
    墓石には、石碑・外柵・香炉などの石代金、それぞれの加工代金、工事代金が必要となります。別途、消費税はかかります。基本的には、石の種類・使用量・デザイン・加工方法によって価格が決まります。

    【年間管理費】
    墓地に共有施設の維持・管理に要する費用で、毎年支払うことになります。消費税がかかります。 個人の墓地を管理する費用ではありませんので、管理料を支払ったからといって自分の墓地の清掃までしてもらえません。また、長期間にわたって支払いが滞ってしまった場合、永代使用権が失効され、お墓が「無縁仏」扱いとなってしまうこともあります。

お墓の形や石材の種類に関するご質問

  • お墓の形について教えてください。

    【和型墓石】
    和型墓石は日本人にとって最も馴染みのある四角い墓石が積みあがったお墓です。上から順番に竿台・上台・中台・芝台及び付属品からなります。

    【洋型墓石】
    明るく現代的な印象の洋型墓石は、安定感があり、彫刻などにオリジナリティを表現できます。上から順番に竿石・台石及び付属品からなります。

    【デザイン墓石】
    石材加工技術の進歩により、多彩なデザインのお墓づくりが可能になりました。“わが家らしい”お墓を建てたい方に好評です。 注意事項として、霊園・墓地によっては大きさや形の規制、あるいはデザイン墓石を禁止している所もございます。あらかじめ、確認することが必要です。

  • 石の種類やデザインはどれくらい選べる?

    現在取り扱うことができる石の種類は国産、外国産合わせて100種類以上ございます。
    デザインについては、デザインカタログによるセミオーダーで50種類以上ございます。 また、お客さまのご要望を一つ一つ叶えるフルオーダーのご提案も承ります。

  • 地震に強いお墓はありますか?

    倒れにくさの面では洋型の方が地震で倒れる確率が低いかもしれません。 しかし、地震の揺れ方(縦揺れか横揺れか、または揺れている時間)によっては洋型でも破損する可能性があります。墓地の地盤状況や基礎工事、補強金具などの耐震施工や揺れを軽減する免震施工なども、影響します。
    また、自分の墓所の免震対策が完璧に機能しても、隣接する墓石が未対応であれば倒れてくるケースも考えられます。
    一概には言えませんので「地震でお墓が倒れないか心配」という方は、ぜひ一度、ご相談ください。

お墓のお手入れ・修理について

  • 墓石の手入れは、どうすればいいですか?

    日ごろのお掃除は、タオルなどのやわらかいもので拭いてください。洗剤などは使わず水洗いし、最後に乾拭きで仕上げてください。タワシや目の粗いスポンジでこすってしまうと、石の光沢を早々に失う原因となりますので避けるようにしてください。

    墓石は天然のものなので、お手入れに気をつけていても経年による変化や、汚れの堆積はある程度避けられないものです。いつまでもきれいな墓石を保つため、定期的にプロのクリーニングを頼むのもよいでしょう。

  • お墓参りで、墓石の扱いに気をつけることはありますか?

    お墓参りの所作の中にも、墓石をきれいに保つための注意点があります。

    ■お酒やジュース等をかけるのは禁物 故人が生前好きだったお酒等の飲み物をお墓にかける光景をよく目にします。しかし、石は水分を吸収してしまい、吸収したお酒やジュース等の成分が石の中で腐るとシミの原因となってしまいます。極力、水以外のものは墓石にかけないようにしましょう。もし何かかけた場合は、すぐに水でよく洗い流してください。

    ■お供え物は持ち帰りましょう
    お墓参りの際にお供え物をそのままにしておくと、カラスが墓所周辺に巣を作る原因になります。また、果物や缶類は、雨に打たれてシミやサビの原因になる可能性もあります。

    ■お線香は束で火をつけない 石は熱に対してあまり強くありません。お線香を束のままで火をつけて2〜3束まとめて香炉の中に入れてしまいますと、火柱が立ちのぼって消えないことがあります。石を熱しすぎると、石の中の空気が膨張し、香炉のヒビ割れの原因になります。

    ■花粉の多い供花は注意 墓石に落ちる花粉もシミの原因になります。花粉が落ちやすいユリなどの花を供える場合は、あらかじめ雄しべを取り除いておくと良いでしょう。

  • お墓の掃除に洗剤などを使っても大丈夫ですか?

    お墓は自然の石でできていますので、あまり合成洗剤などは使わないで下さい。 こまめに水拭きをしていただくのが一番望ましく、一番の供養になります。

  • 墓地の境界がわからないのだけれど、どうすればいい?

    墓地にはそれぞれ管理している方がいる場合がほとんどですので、管理人の方と立会いでお話するとすぐに確認することができます。 管理人の方がいない場合は、隣接墓所の方と相談して決める場合が多いです。


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